「エブリイで車中泊がしたくてフルフラット化を検討しているけどなかなかいいアイデアが思い浮かばない」
「ジョインターボで後部座席の部分が少し斜めになっていて、どうやってまっすぐにすればいいんだろう」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
本記事を読めば、エブリイDA64Vジョインターボの荷台をフルフラットにする方法がわかります。
↓完成イメージです↓
木材を寸法通り準備することができればDIY初心者の方でも簡単に行えます。
これから車中泊を検討している方ぜひ試してみてください。
さっそくいきましょう。
エブリイDA64Vジョインターボの荷台のフルフラット化に必要なもの
必要なものを以下の表にまとめました。
箇所 | 材料 | 寸法(mm) | 数量 |
荷台部分 | 1×4材 | 1250 | 2 |
1×4材 | 1320 | 1 | |
2×4材 | 426 | 7 | |
後部座席部分 | 1×4材 | 625 | 2 |
1×4材 | 560 | 2 | |
1×4材 | 142 | 4 | |
発砲ブロック | 厚さ100mm | 2 | |
2×4材 | 250 | 4 | |
天板 | 針葉樹合板 | 1320×910 | 1 |
針葉樹合板 | 1250×810 | 1 | |
角材 30mm×40mm | 30 | 10 |
↓使用場所はそれぞれ以下の画像の箇所です↓
実際に購入した木材は以下になります。
部材名 | 数量 |
1×4材 6F | 4 |
2×4材 6F | 2 |
針葉樹合板 | 2 |
1×4材、2×4材に関しては上記の表の本数購入し、以下の画像のようにホームセンターでカットしてもらいました。
なるべく木材のあまりが出ないように、長さを計算して木材を購入するといいですね!
僕と同じエブリイを乗っている方だったら上述した本数で問題ないと思います☺
エブリイDA64Vジョンターボの荷台のフルフラット化手順
製作手順としては大きく分けて以下の4つになります。
- 荷台部分枠組み製作
- 後部座席部分枠組み製作
- 天板製作
- クッションフロア貼り付け
それぞれ解説します。
荷台部分枠組み製作
まずは荷台部分の枠組み製作です。
箇所 | 材料 | 寸法(mm) | 数量 |
荷台部分 | 1×4材 | 1250 | 2 |
1×4材 | 1320 | 1 | |
2×4材 | 426 | 7 |
1×4材(1250mm)を両サイドに、1×4材(1320mm)を真ん中に設置します。
2×4材(426mm)を画像のように7本均等に並べます。
2×4材の間隔は実際に置いてみて適当に決めましたが。
ポイントとしてはここもある程度収納スペースになるように適度に間隔を持たせることを意識しました。
また、バッグドア側は角が丸まっており、木材もその形状に合わせてのこぎりでカットしました↓
(天板は後ほど解説しますのでこの画像では気にしないでください。)
後部座席部分枠組み製作
次に後部座席側の枠組みです。
箇所 | 材料 | 寸法(mm) | 数量 |
後部座席部分 | 1×4材 | 625 | 2 |
1×4材 | 560 | 2 | |
1×4材 | 142 | 4 | |
発砲ブロック | 厚さ100mm | 2 | |
2×4材 | 250 | 4 |
後部座席側は人が後ろに乗るときのことを考え、枠組みを2つに分けて製作しました。
1×4材(625)を1本、1×4材(560)を1本、1×4材(142)を2本組み合わせて1セット製作し、それを2セット製作しました。
エブリイのジョインターボは後部座席を倒しても、完全なフラットにはならず斜めになってしまいます、、
ですので、そこの部分にホームセンターで売っている、発砲ブロックを使用しました。
発砲ブロックはホームセンターで売っていた厚さ100mmのものをカットします☺
カットの寸法は以下の通りです。
1つの発砲ブロック化から2つの支えを製作することができます。
2×4(250)を4本以下の画像のように設置すれば後部座席部分の土台は完成です。
実際に天板を置いてみるとこんな感じになります↓
しっかりフラットになりましたね!
天板製作
次に天板の製作です。
箇所 | 材料 | 寸法(mm) | 数量 |
天板 | 針葉樹合板 | 1320×910 | 1 |
針葉樹合板 | 1250×810 | 1 | |
角材 30mm×40mm | 30 | 10 |
天板は購入した針葉樹合板を荷台の形状に合わせてカットします。
ホームセンターでジグゾーを借りると簡単にカットすることができます。
僕は以下の道具を使用してカットしました
荷台部分に使用する1320×910の針葉樹合板を以下の通りカットします。
大雑把な手書きで申し訳ない、、
シートベルトが通る部分も含め上記寸法でカットしました。
その後、この板を縦方向に真っ二つにカットします。
1250×810の合板は縦方向に真っ二つにカットするだけで大丈夫です。
カットした合板をのせるとこんな感じになります↓
ぴったりはまりましたね!
天板の裏にはずれ防止のため、角材をボンドでくっつけました。
天板をひっくり返し、この上に裏返した枠組みをのせ、角になる部分にマーキングをして取り付けました。
クッションフロア貼り付け
最後にクッションフロアの貼り付けです。
ホームセンターで182cm幅のクッションフロアを180の長さで購入しました↓
僕はコーナンで購入しましたがネットでも購入可能です。
天板に合わせてクッションフロアをカットして、クッションフロア用の両面テープで貼り付けを行います。
クッションフロアの貼り付け方は以下の記事が参考になります↓
クッションフロアの施工方法(両面テープ編)
長さはだいたい40mほどあれば十分でした。
両面テープをはがし、クッションフロアを貼り付ければ完成です。
クッションフロアを貼るだけで雰囲気がかなり良くなるのでおすすめです!
自分の好きな雰囲気のクッションフロアを探しましょう☺
フルフラットをするにあたり注意する点
エブリイのフルフラット化をするにあたりいくつか注意するべき点があります。
それは以下です。
- 後部座席を元に戻せるようにする
- 枠組みのがたつきを抑える
後部座席を元に戻せるようにする
後ろに人が乗るときのために後部座席を元に戻せるようにしました。
「荷台部分を長く製作してしまうと、シートが元に戻らない、、」
なんてこともあると思いますので荷台部分の奥行に注意して製作しましょう。
本記事に記載の寸法通り準備すれば問題なくシートが元にもどります。
枠組みのがたつきを抑える
完成後一つ気になる点として後部座席側の床のがたつきがありました。
調べてみると助手席後ろの枠組みががたついており、以下のように隙間を開けることでがたつきをなくすことができました。
荷台の下の形状によって枠組みががたつく場合があるので、がたつかない最適なポジションを見つけましょう。
フルフラット化のメリット
なぜ今回フルフラット化をしたのかにつながりますが、フルフラット化をすると以下のようなメリットがあります。
・車中泊できる
・荷物が収納できる
・見た目がおしゃれになる
僕は車中泊ができる車にしたかったので、フルフラット化をしましたが、実際にやってみて、見た目もおしゃれになるし車が余計に好きになりました。
また、枠組みの間に荷物を収納することができるので、荷物をきれいに収納したい方にとってもフルフラット化はメリットがあると思います。
さいごに
本記事では、エブリイDA64Vジョインターボのフルフラット化方法について紹介しました。
1×4材、2×4材、針葉樹合板、発砲ブロックを使用して、フルフラット化ができます。
以下の記事でエブリイの外装する方法について紹介しています。
興味があるかたはぜひ!
ではまた!
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